2012年04月06日

曳き山2012

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輪島は復興上手だ。
広々とした道路に味のある建物が並ぶ。
この町並みを大きな輪島塗の山車が曳かれていく。
お祭りは暦通り。何曜日だろうとその日。

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境内には山(山車をそういうの)すてんばーい。
あの垂れ幕の中にお囃子が入る。
重厚なすごい山。

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毎年何かのテーマでしつらえられるんだけど、
今年は平清盛。わはは。のっかってる!

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去年のおとうばんたちもお手伝いにくるし、
車を手伝う人、お囃子の人なんかは、もう、常連。
入れ替わる人がまっさらな気持ちでお祭りを知って、
その位置にすむ人が毎年を味わって記憶して磨いていく。
人生の重奏を目で見られる素敵な計らいは遙か過去のもの。

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なんか、会長らしい会長。どーん。
白酒の魔はしりぞけたっぽい。
ししまいこは去年それをいただいて偉いことになったのだが、
あの「しろざけ」というやつは、腸の中でまだ発酵すると言われるほど、
スティルアライブなごっついつよいおさけなのである。
こえーお(あ▼あ;)おいら濁り酒のことだと思ってました。

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柳をとってきて、花と小判をあしらいます。
縁起物で、沿道の方にこれを切って差し上げるのです。
「おししの、尾花みたいなものですね」
うん。

あげる。もらう。
言葉がなくても贈り贈られは素敵な会話。
おごりおごられとはちがって、この感覚がみんなにあると、
もっといい世界がくる。

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出発のまだら。
やっぱり、いいね。

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会長が山にのりこみます。

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いよいよ出発。

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歩くときの表の太鼓。
とんとことんとん不思議なリズム。
唄と合うのか合わないのかゆるゆると。
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沿道の方々に御神酒をふるまいます。
さしづめ「ぼくたちこんなにおおきくなりました」なのかな。
二度目の成人式とは言うたもので、不惑の40は特別だ。
国の「骨」のお披露目なのかも。

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お歌の先生ご機嫌。

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いや、立派立派。歌を聴きつつ笑顔。

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優しい笑顔が素敵な去年の会長さんはなんと、
役場の人で、日本画のベテランなのだそう。
さすが、輪島である。。。

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山を曳いている間唄がほとんど途切れなくて、
何度も何度も聞いているうちに、波に揺られるような気持ちになりました。
ロードバイクもだけど、踏んでたり曳いてたりが意識の外に出て行くの。

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不思議だよね。
重たい物を曳いてる。
自分の力はどのくらいかかってるか正直わからない。
一人がんばってみても、びくともしないのに、
もって歩いてると、なぜか進んでる。
誰も偉くなくてみんなの力。

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や、疲れることは疲れるみたいなんだけど。。。

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沿道で見ている子供達におはなをあげる。

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今年も、生きている。
こまめに時を知らせる何かがないと、
人は今どこにいるのかすぐに迷子になる。

午後は、学校の終わった子供達がさらにくっついて、
長い長い山になった。

今回、カメラがしゃんとしてなくて、
記録はみんな胸の中。
曳かせてくださってありがとう。
聞かせてくださってありがとう!
今年も。
posted by つぐみ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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